What's NAMCO

■ 社長メッセージ ■
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THE ULTIMATE IN ENTERTAINMENT
―究極のエンターテインメントを目指して―


president.gif  高度情報化、ハイテク化が急速に進む今日、第3次産業の占める割合が60%を超えるに及んで、産業のソフト化・サービス化現象が顕著になってきております。
 こうした現況に対応するため、ナムコでは“人間は遊ぶ存在(ホモ・ルーデンス)である”とするオランダの哲学者ヨハン・ホイジンガの定義。“21世紀は精神性(スピリチュアリティ)の時代である”というフランスの思想家アンドレ・マルローの言葉。“高次の産業ほど高付加価値を生み出す”という我々独自の視点に立った経済理論。これら3つの基本方針を掲げ、事業展開に取り組んで参りました。ホイジンガはわれわれの取り組む市場が人間のために意義のあるものであるということに自信と確信を与え、マルローは21世紀市場の全体的な方向性を示し、ナムコ独自の経済理論は我々の事業を導く羅針盤の役割を果たしてきたものです。
 戦後の日本経済はモノ中心に回ってきましたが、消費者ニーズはmore=もっとモノがほしい、better=もっとよいモノを、different=他人と一味違ったモノを、と刻々変化し、そして今ではもうモノはいらない=lessの時代が来ています。精神的な充足が求められる時代なのです。そうしたサービスが不透明な時代の中、肥大化した第3次産業を再分類し、従来の労働的なサービスを第3次産業、知的なサービスを第4次=知識産業、心のサービスを第5次=情緒産業として定義し直し、高次産業ほどより高い付加価値を産むという、私たち独自の視点を持つことで新しいサービス市場を生むことができたのです。
 さらにハイテク時代にあって、技術に溺れるのではなく“人間的な温かさHi-touchがあってこそ高度技術Hi-techは完成する”、こう確信するナムコでは“アミューズメントからエンターテインメントへ”という方向性を打ち出しています。単に人を喜ばせたり楽しませたりするアミューズメント産業からもっと人間的な優しい心遣いを重視したHi-touch=Hi-techな“情緒産業”の先駆者として“エンターテインメント産業”、さらに“ハイパーエンターテインメント産業”への大いなる飛躍を目指しています。
“遊び”に国境はありません。創業以来、“遊び”を人間の高度な精神活動として位置づけ、様々な角度から追求してきたナムコでは、“遊びは文化である”という至高の目標に向かい、今後もありとあらゆる事業領域、全世界を視野に野心的な挑戦を続けて参りますので、どうかご期待ください。

代表取締役会長兼社長
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